えむ式

シンプルに生きるための備忘録のようなもの

断捨離をはじめたらライフワークに出会った

この一週間ほど、休日返上で毎日12~13時間仕事をしました。8月後半から加速度的に忙しくなったのですが、これがピークだったようです。ようやくいくらか落ち着いて、今夜は久しぶりに少し時間が出来てブログに向かっています。

 

私の敬愛する黒柳徹子さんの若いころのエピソード、ご存知の方も多いかもしれません。スケジュールがぎっしりで1日も休みなしに仕事をしたあげく過労で入院した時のこと、ようやく回復して退院するにあたってお医者様に、「私、死ぬまで病気したくないんですけど、どうやるんですか?」と尋ねたとか。お医者様は、「こういう質問は、初めてだ」と言いながらも、「自分が進んでやれる仕事だけをやりなさい。」とお答えになったそうです。ストレスを感じる仕事はするなと言うことでしょうか。それから黒柳徹子さんは、自分の気がすすまない仕事はしない主義を通して83歳の現在もお元気に活躍されています。

 

私も、そんな風に生きたいなと思っていました。ただ収入を得るためだけの仕事ではなく、ライフワークを持ちたいと願っていました。でも、自分は何が好きなのか、何をしたいのかよくわからないままに人生を過ごしてきました。

 

ところが、いつの間にか何やら忙しくなって、その忙しさが苦にならない毎日を過ごしています。今の仕事はライフワークだと感じています。そして、思い返してみるとそれはちょうど断捨離をはじめたことがきっかっけになったのは間違いないように思います。

 

自分の内側と外側はつながっているなどと言われますが、たしかに不用なモノたちを減らし周囲がすっきりするにつれて、思考もシンプルになって余計な考えに振り回されることが減っていくように感じています。

 

そうやって余計なモノや考え方を断捨離していくと、残るのは自分の好きなモノ、好きなコトになるので、自然にライフワークに向かっていくことは自明の理だったのですね。