ゴジベリーとはかの楊貴妃も愛用したスーパーフード、クコの実のこと
ゴジベリーというスーパーフードがおしゃれで流行に敏感なニューヨーカーの間で話題になっているとか。火付け役はあのスーパーモデルのミランダ・カーさまというから美しくなる食材に間違いないはず。
ゴジベリーってどんな新しい食材なのかと思ったら、なぁ~んだゴジベリーって「クコの実」のことなんだって。あの杏仁豆腐にちょこんと乗っていたりお粥に入っていたりする赤い実ですね。ちょっと健康に関心があって料理好きの人のキッチンにはありそうです。我が家にもたまーにはあったりします。
クコの実というからには、クコという植物の実です。
クコ(枸杞、学名:Lycium chinense)は、東アジア(中国~日本)原産のナス科の落葉低木。食用や薬用に利用される。北アメリカなどにも移入され、分布を広げている。別名:ウルフベリー、ゴジベリー。
クコの実と聞くとドライになった物を思い浮かべますが、生の実はミニトマトの「アイコ」を小ぶりにしたような感じです。ベリーというのは小さくて食べられる果実のことなんです。中国では生の物を摘んで食べることもあるようですが、やはり乾燥させたものが一般的です。
ゴジベリー(クコの実)は楊貴妃が常用したことでも知られるように、中国では古くから健康や美容に効果があるとされ、「拘杞子(くこし)」という漢方薬でもあって、肝と腎に滋養を与える強壮薬として知られています。肝に効くことから目にも良いとされています。また、チベットでも古代より健康食品として大切にされています。
ゴジベリーの効果
抗酸化作用・疲労回復・成長ホルモンの分泌を促進・血圧を下げる・ガンを防ぐ・コレステロールを適正化する・血糖値を適正化する・性機能強化・過酸化脂質の形成を抑制する・視力の向上・免疫力の強化・消化促進・記憶力向上・ストレス耐性強化・幸福感をもたらす
などなど心身に絶大なる効果をもたらす、スーパーフードと呼ぶにふさわしい食べ物のようです。楊貴妃やミランダ・カーさまが愛用するわけもうなずけます。
ただ、ゴジベリーはナス科の植物なので食べすぎると体を冷やします。なので食べ過ぎ注意です。楊貴妃も毎日クコの実を3粒食べることを習慣にしていたとか。健康や美容に効果があるからと言って大量にそればかり食べれば良いというわけではなく、やはりバランスよくいろいろな物を食べること、そして続けることがポイントですね。