えむ式

シンプルに生きるための備忘録のようなもの

生グソを食べて涼しくなったお話し

秋田市には1日に500杯かき氷を売るという店があります。そして、その店の一番人気は「生グソ」!果たして生グソとはいかなるかき氷なのでしょうか?? 

 今年の夏は本当に暑かった・・・イヤ、まだ暑いです。今日の秋田市の最高気温は34度、もう9月というのにです。こんな暑い日に行きたくなるのが「広栄堂」というかき氷屋さんです。で、昨日の日曜日行ってきました。

 

週末でも午前中なら大丈夫だろうという考えは甘かったようで、午前10時半にして、すでに店の外まで人の列ができていました。

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ここのシステムはカウンターで名前を告げて注文してお金を払い、指定されたテーブルに座ってかき氷が出来るのを待つというものです。しかしまずはカウンターに到達するまで並び、注文したのちも席が空いて名前が呼ばれるまでしばらく待ち、この日店に着いてからお目当ての生グソを口にするまで約1時間かかりました。しかも相席。4人掛けのテーブルがほとんどの広栄堂ではふたり連れは相席が当たり前です。

 

で、こちらがその「生グソ」!生グレープフルーツソフト、略して生グソ。常連の小学生たちが省略して「生グソ、生グソ」と言い出したのがいつの間にか定着してしまったようです。

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生のグレープフルーツが入ったさわやかな甘さのシロップに山盛りのふわふわ氷、そしてソフトクリームがトッピングされています。私は器の縁の少し上あたりから、かき氷の山を崩さないように慎重にスプーンを入れてシロップといっしょにすくって食べます。

 

年配のお客さんなどは、まずは氷を上から抑えて崩れないようにしてから食べ始めています。そういえば子供のころかき氷を食べる時に親がするのをまねて、氷を抑えてから食べていました。

 

かき氷と一緒に1組に1本清潔なおしぼりを提供してくれるので、氷がテーブルにこぼれてもすぐに拭くことができて、テーブルをべたべたと汚さずに食べることができるのはとても良いサービスです。

 

生グソ、食べ進めるとこんな感じになります。ソフトクリームもとけて氷やシロップとまじってシェイクのような味わいです。

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広栄堂では、かき氷をよりおいしく食べてもらうためにと冷房はなく扇風機が何台か回っているだけです。その中で1時間も待って汗だくになったところへの生グソは、全身の汗がすーっと引いて本当においしい!

 

食べ終わるころには胃腸が冷えちゃったなーと実感されるので、そうそう頻繁に食べるのは控えたいところですが、この残暑ではもう一度くらい足を運びたいと思ってます。

 

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