えむ式

シンプルに生きるための備忘録のようなもの

朝食を食べる?食べない?体にいいのはどっち?!

体のためにはどちらの説がいいのか悩むことがあります。朝食を食べる、食べないもそのひとつ。健康のためにはどちらがいいのでしょうか?

 朝食は食べたほうがいい説
  • 脳のエネルギー源の「ブドウ糖」を朝食で補給しなければ一日を活動的にスタートできない。脳のエネルギーが不足すると「ぼんやり」したり「イライラ」したりして、仕事や勉強に集中できずパフォーマンスが落ちる。
  • 睡眠中に下がった体温を上げるために、起床後エネルギー源となる食事をとる必要がある。低体温は免疫力や抵抗力を弱め、脳の働きにも悪影響を及ぼす。
  • 朝食を抜くとお腹が空いて昼食で食べ過ぎてしまうし、空腹な時間が長いとカロリーをより蓄積しようとするので太りやすくなる。
  • 朝食をとることで胃腸が刺激されて排便が促され便秘が解消されるし、リズムのある生活習慣が身につく。

朝食は食べないほうがいい説
  • 午前中は排泄の時間帯なので、胃腸へ負担をかけない方がいい。
  • 食べたものを完全に消化吸収して排泄するまで約18時間かかるから、3食きちんと食べていたら消化器官に負担をかけることになる。
  • HGH(ヒト成長ホルモン)とかサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)とかのアンチエイジングに欠かせないものが、カロリー制限すると活性化するので朝食を抜いた1日2食がいい。
  • そもそも現代人は食べ過ぎなので、1日3食しっかり食べていたらカロリーオーバーになって肥満の元。1食抜くくらいでちょうどいいし、ダイエットになる。

 

朝食を食べる、食べない、どちらも体験してみた結果

こうしてみると健康面でも美容面(ダイエット)でも、どちらのほうを選択すればがいいのかわからなくなりますが、私は今、「朝食は軽く食べる派」です。

 

これが我が家の今朝の朝食。
ここで使われている野菜は全て夫の趣味の家庭菜園で採れたもの。素性が確かな食べ物を口にできるのはとてもうれしいことです!

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1.酵素ドリンク
2.温めた豆乳
3.トマトと酢玉ねぎのサラダ
4.納豆

5.トマトとバジルのオムレツ
6.ズッキーニの塩麹漬け
7.モロヘイヤと玉ねぎのお味噌汁
8.小豆入り玄米ごはん

 

夫は何があっても「3食きちんと食べる派」なので毎朝ふつうに食事の用意をします。でも私が食べるのはこのうち1~3まで。「お腹がすたなぁ」「もう少し食べたいなぁ」と感じる時には玄米ご飯も含めてそのほかの物も少し食べる朝もあります。

 

学生時代、はじめてのひとり暮らしで食事が不規則になって朝食を食べないことが多かった時期を除けば、ほとんど3食きちんと食べて過ごしてきました。「朝食抜き健康法」を知って実践してみようと思ったのは、「午前は排泄の時間帯」というのを実感していたから。

 

もともとトイレ(小の方)は近いほうではなかったのに、30歳を過ぎたころから午前中は頻繁に行くようになりました。1時間おきなんてこともあります。でも午後になるとそうでもありません。それで、「午前は排泄の時間帯」にピンときて、「痩せたい」という野望もあって朝食抜きを実践してみました。結果、体重はすぐに3~4kg落ちました。代謝が落ちている50代でもこれだけ効果があるのにはびっくりしたし、うれしかった。

 

でも困ったこともありました。体が冷えるのです。

 

40歳を過ぎたころからは特に冬場は午前中体が温まらなくて辛いことがありますが、朝食に体が温まる物をとることを心がけると冷えが和らぎます。それが朝食をとらないものだから、なかなか体が温まらないのです。これは、「睡眠中に下がった体温を上げるために朝食は食べたほうがいい」説に軍配です。

 

朝食を食べた方がいいのか食べない方がいいのか、それはその人の体質や年代、仕事内容など生活スタイル、さらにはその日の体調によって違うはずです。育ちざかりの子供や、労働量の多い人はしっかり3食食べる必要があるだろうし、病気などで一度にたくさん食べられない人は3食にわけて食事をする必要があるでしょう。また、前日の食事の状況など日によっても体の状態は変わるのだから、その時の体調に合った食事のとり方が必要です。

 

何より大事なことは自分の体からの声に耳を傾けることです。なので、今のところ私は「朝食は軽く食べる派」です。それが今の自分の体に合って、体調もいいと感じているからです。