えむ式

シンプルに生きるための備忘録のようなもの

爪が割れる原因と予防方法

爪はカルシウムでできているから、爪が割れやすくなったり、もろくなったら、原因はカルシウム不足にあると思っていませんか。実は爪はカルシウムではなく主にたんぱく質でできているので、不足しているのはたんぱく質です。爪は皮膚の一部が変化し角質化して硬くなったもので、皮膚と同じくたんぱく質でできているのです。

 割れ爪だけでなく、爪に縦や横の線が表れたり、色が白みがかってきたり黄色みがかってきたりといった状態は、体の栄養不足が爪に表れたものです。また、乾燥も爪にとっては大敵です。水分の不足と、保水効果のある脂質が不足すると爪が弱くなってしまいます。

 

爪が乾燥する原因

1.除光液
爪にとって負担が大きいのはマニュキュアよりも除光液です。特にアセトンの配合された除光液には注意が必要です。アセトンとは油脂などを溶かす性質のある有機化合物です。マニュキュアは主に合成樹脂を着色して有機溶剤に溶いたものなので、アセトンが配合された除光液のほうが、よく落とすことができるのです。

でも、アセトンが配合された除光液は、マニュキュアだけでなく爪の油分も一緒に取り去ってしまいます。アセトン入りのリムーバーを使った後爪が白くなるのはそのためです。


2.食器洗い洗剤
食器を洗うための洗剤は、基本的に油分をおとすためのものです。その洗剤を毎日使う主婦の手からは当然油分が失われがちになってしまいますから、爪の油分も不足して乾燥してしまうのです。


爪の健康を守り割れ爪を予防する方法

1.バランスのよい食生活
特に良質のたんぱく質は爪の健康に欠かせません。

 

2.アセトンの配合されていない除光液を使う
「アセトンフリー」あるいは「ノンアセトン」と表記されたリムーバーがアセトンが配合されていないものです。マニキュアを落とす力は弱くなりますが、爪にとっては優しい除光液です。

 

3.爪もハンドクリームでケア
水仕事の後や入浴後、手だけでなく爪にもハンドクリームを塗ってケアすることで、乾燥が防げます。除光液を使った後にもクリームで油分を補給してあげるといいですね。