えむ式

シンプルに生きるための備忘録のようなもの

ヘナの失敗しない染め方のコツとニオイ対策

昨日、美容院でヘアカットしてきたので今日はヘナ染をしました。3年ほど前からヘナで白髪染めをしています。実は10年くらい前にも挑戦したのですがうまくいかず、ヘナ染は難しいなぁとあきらめていたのです。でも、あるコツをつかんでからうまくいくようになりました。

 

私はずーっとショートカットで、最近は4~5週間ごとにカットしています。ところが8月後半から仕事が猛烈に忙しくなって、美容院に行く時間もままならず、今回は6週間目のヘアカットなりました。なのでヘナ染も6週間ぶりです。

 

これが今日染める前の状態。前回染めてから6週間経過しています。

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こちらは、今日染めたあと。2~3日すると、もっと色が出てきます。

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特に前頭部に白髪が多いので本当はヘアカット後と、次のカットまでの中間あたりで染めると生え際もきれいな状態を保てるのですが、今回はその時間も取れずに、6週間放置でした。

 

それでも、あまり白髪を気にせずに過ごせているのは、前髪を下すヘアスタイルと、髪の毛に比較的ボリュームがあるのと、ヘナ染歴が長くなって髪の毛にしっかり色が入っているためかなと思います。

 

私が使用しているのはこちら、ナイアードの「ヘナ+10種のハーブ」

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ヘナだけのものより、しっとりツヤよく染め上がります。赤みを抑えるために木藍(モクラン)も用意していますが、あまり使いません。入れると少しゴワつくような気がするのと、ニオイが気になるからです。

 

ショートヘアなので1回に使用するヘナの量は50gほど。私はAmazonで400gのを購入していますが4,000円弱なので、1回当たりのヘナ代は500円くらいになります。

 

ヘナ染の手順

1. 前開きの洋服に着替え肩にタオルをまき、耳にイヤーキャップをする。

 

2. ヘナを、飲み残しの紅茶かコーヒー(人肌程度に温めて)で溶いて、ココナッツオイルかオリーブオイルを加えてペースト状にする。

 

3. まず生え際に古い歯ブラシでヘナをつけていく。その後、ゴム手袋をして髪の毛を小分けにしながらヘナをつけていく。 

 

4. 全部つけ終わったら、マッサージする要領で髪の毛全体にヘナをなじませる。

 

5. シャワーキャップをして、その上から肩にまいていたタオルで覆って最低2時間、できれば3時間そのまま放置。

 

6. お湯でよくヘナを洗い流す。

 

ヘナ染のコツ

1. とにかく2時間以上放置すること!
10年前は入浴時に行っていて長くても30~40分で洗い流していたので、うまく色が入りませんでした。今は入浴時間から逆算して2~3時間前にヘナをつけるようにしています。なので休日前の夜などゆっくりできる時間に行うのがいいですね。

 

2. 紅茶かコーヒーで溶く。
 ヘナの使い始めはとにかく独特のニオイが気になって仕方がありませんでした。染めてから1週間ほどニオイが残るのです。私はヘアケア用品なども無臭の物を使っていたくらい顔の周りにニオイがあることが苦手なので、本当に閉口しました。しかし、紅茶かコーヒーで溶くとニオイが和らぎます。飲み残しのもので充分ですが、人肌くらいに温めたものを使用します。

 

3. ココナッツオイルかオリーブオイルを加える!
入れることで、仕上がりがしっとりとしツヤがでます。また、ココナッツオイルはヘナのニオイの緩和にも効果があります。我が家では食事には基本的にオリーブオイルだけ使用しています。ゴマ油とココナッツオイルも時々使います。なので、食用に常備してあるものをそのまま使っています。

 

4. 洗い流しはお湯だけ!

ヘナを洗い流すときはお湯だけでしっかり洗うことです。特に石けんシャンプーはせっかく入ったヘナの色素が退色してしまうのでNGです。私はそれ以前は石けんシャンプー派でしたが、ヘナ染とともに湯シャン派になりました。しかも、洗いっぱなしです。それまでの悩みだった髪の毛の乾燥が解消され、何もつけずとも自然のツヤがあってまとまりのよい、そしてコシのある髪質になりました。

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以上の手順をお手軽と感じるか、面倒と感じるかは意見のわかれるところでしょうが、ケミカルなモノを使い続けるのがイヤではじめたヘナ染、習慣になってしまえばどーってことないです!